格安SIMにMNPするタイミングはいつがおすすめ?MNPの手順も解説。
格安SIMへの乗り換えを決めたけど、申し込みや手続きはどのタイミングですればいいのでしょうか。
乗り換え自体は月末でも月初でも可能ですが、できるだけメリットが大きく、損をしないタイミングで乗り換えたいですよね。
このページでは一番オトクにMNPする方法を解説していきます。
乗り換え完了は月末がベスト
まず結論からいうと、docomo、auからの乗り換えを完了させるタイミングは月末がベストです。
SoftBankについては後述します。
ひとつ忘れてはいけないポイントは、MNP予約番号を取ることと乗り換えが完了することは別だということです。
MNP予約番号を取っただけでは解約になりません。
なので乗り換えを完了させるのは月末ですが、それより前にMNP予約番号を取っておく必要があります。
あなたの契約している携帯会社の締め日はいつ?
docomo、auを契約している人は、締め日は月末です。
締め日を1日でも過ぎてしてしまうと、また1ヵ月分の料金がかかってしまいます。
カケホーダイライトやスーパーカケホといった基本プランのほか、データパックもです。
これだけはぜったいに避けましょう。
SoftBankの場合は、締め日が利用者によって違います。
請求締め日は、ご利用期間を1ヵ月間として「末日」、「10日」、「20日」の3通りあります(いずれかを新規ご契約時に当社にて指定させていただきます)。
締め日が末日の場合はdocomoやauと同じで大丈夫ですが、10日と20日に指定している場合はそれに合わせて乗り換えを進める必要があります。
締め日はマイソフトバンクの「ご請求締め日」から確認できます。
【重要】MNP予約番号を取得するタイミング
MNP(番号そのまま乗り換え)をするためには、契約中のキャリアから「MNP予約番号」を取得する必要があります。
これは電話番号はそのままで解約しますよ、という宣言みたいなものです。
発行されたMNP予約番号を、乗り換え先の格安SIMに伝えて申し込むわけです。
このMNP予約番号を取得するタイミングが重要で、早すぎても遅すぎてもいけません。
15日〜20日くらいに取得するのが一番いいタイミングでしょう。SoftBankの場合は締め日の10〜15日前が目安です。
これにはMNP予約番号には15日の有効期限があること、SIM到着まで数日かかることが関係しています。
取得するのが早すぎると、有効期限があるため乗り換えも早くしなくてはならなくなります。
そうなるとキャリアの1ヵ月分の料金がもったいないのです。格安SIMの契約月は日割り請求になるので、できるだけギリギリまでキャリアのサービスを受けておきましょう。
これが月初をおすすめしない理由です。
反対に遅すぎるとSIMカードの到着が間に合わなかったり、格安SIM側の審査に時間がかかったりといったイレギュラーが出たときに、月をまたいでしまう可能性が出てきます。
というわけで、15日〜20日取得したMNP予約番号を使って、格安SIMに申し込みます。
格安SIMはMNP予約番号の有効期限が12日以上残っていることを条件としていることが多いので、申し込みは番号取得後すぐに行うのがベストです。
SIMカードが届いたら末日の午前中までにMNP切り替えをすれば、キャリアは自動解約となります。
MNPするのにかかる費用
ここでMNPするときにかかる費用を知っておきましょう。
内訳 | 料金 |
---|---|
MNP転出手数料 |
docomo:2,000円 |
解約金 | 9,500円 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
MNP転出手数料は必ずかかってしまう費用ですが、解約金は更新月であれば不要です。
契約事務手数料は、格安SIM側に支払う料金です。
初期費用がかかってしまうのが格安SIMのデメリットですが、これは格安SIMの料金が安いため数ヵ月で取り戻すことができますのでご安心を。
MNPの手順(申し込み〜設定まで)
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MNP予約番号の取得方法
ではMNP予約番号を取得しましょう。
携帯会社によって取得方法が異なります。
docomo
- ドコモショップ
- docomo契約中の端末から151、それ以外の電話から0120−800−000
- マイドコモからオンライン手続き→携帯電話番号ポータビリティ予約
au
- auショップ、一部のPiPit各店
- 電話0077-75470 (無料)
- ケータイのみEZwebから(スマホ、パソコン不可)
SoftBank
- SoftBankショップ
- ソフトバンク携帯電話から *5533、もしくはフリーコール 0800-100-5533(無料)
- 3Gケータイのみマイソフトバンクから(4Gケータイ、スマホ不可)
ショップは待ち時間が長いので、電話がおすすめです。
MNP予約番号が取れたら、その番号を使って格安SIMに申し込みます。
格安SIMに申し込む
さきほど取得したMNP予約番号を使って格安SIMに申し込みましょう。
申し込みはできればすぐ、遅くても2日以内にするようにしてください。
格安SIMではMNP予約番号の有効期限が、12日以上あることを条件としていることも多いです。
MNP切り替えをしよう
2〜7日もあればSIMが到着します。
SIMが到着したらSIMカードの差し替えとMNP切り替え、APN設定をすれば格安SIMへの乗り換えが完了します。
MNP切り替えを格安SIMのサイトで行うと、キャリアは解約となります。
まとめ
以上、格安SIMに乗り換えるタイミングについてでした。
まとめると、MNP予約番号は15〜20日のあたりで取得、予約番号を使ってすぐに申し込み、MNP切り替えは末日の午前中までに、という流れです。
SoftBankを契約していて締め日が10日、20日に指定している場合は、締め日の10〜15日前にMNP予約番号を取得するようにしましょう。