ワイモバイルでの機種変更は高いってほんと?スマホプラン3年目はどうする?

ワイモバイルの機種変更ってお得なの?
ワイモバイル(Y!mobile)のスマホプラン3年目。
どうするか迷いますよね。
- ワイモバイルのスマホプランでもうすぐ更新月…
- 2年契約満了だけど3年目はどうしようかな?
- 公式サイトには機種変更がお得!って書いてあるけど実際どうなの?
スマホプランの3年目にどうするかを調べてみると「機種変更がお得」と書いてあるページを見かけますが…
実際のところ、本当にお得なのか気になりますよね。

本当に安いのかな?
というわけでこの記事では…
- そもそもワイモバイルの機種変更って?
- 機種変更しなかったらどうなる?
- 機種変更したら料金はどうなる?
- 一番安くする方法は?
という流れで、ワイモバイルの機種変更について詳しく解説していきます。
公式サイトにはお得と書いてあっても、実際は意外なトラップが隠されていたりするので必見ですよ(笑)
ワイモバイル機種変更の基礎知識まとめ
まず最初にワイモバイルの機種変更の仕組みをおさらいしておきましょう。
知っておきたいポイントとしては5つです。
これまでの料金から、どう変わるのでしょうか。
1、機種代金が発生する
ワイモバイルで機種変更した場合、当然ですが機種代金が発生します。
機種代金は毎月の料金に上乗せされるので、機種代金を払い終わっている人は現在の支払っている額に機種代金が上乗せになります。
機種代金は購入時に一括で払うことも可能です。
2、機種変更と同時に新プランに移行すればデータ容量が増える
機種変更を考えている人の多くが、現在は2年契約の「スマホプラン」を契約していると思います。
これまでは「データ増量オプション2年間無料」の効果で、基本容量より増えた状態で使えていました。
しかし2019年10月に登場した「スマホベーシックプラン」ではデータ増量オプションなしで、これまでと同じ容量のデータが使えるようになります。
スマホプラン(増量なし) | スマホベーシックプラン | |
---|---|---|
プランS | 2GB | 3GB |
プランM | 6GB | 9GB |
プランR | 10GB | 14GB |
「データ容量オプション」は無料期間が終了しても自動では解除にならず、500円のオプションとして残ってしまうので注意しましょう。
機種変更と同時に新プランに移れば、増量オプション適用時の容量をこれまでと同じように使っていけるわけですね。
さらに新プランの「スマホベーシックプラン」では、「スマホプラン」より月額基本料金が300円安くなっています。
3、オンラインストアなら機種変更手数料3,000円が無料
ワイモバイルの機種変更では基本的に「機種変更手数料3,000円」がかかります。
ただし、オンラインストアで機種変更すれば手数料が無料になります。
4、機種変更するならオンラインショップ
ワイモバイルの機種変更は、オンラインショップで行うのがスムーズです。
待ち時間がないことに加えて、オンラインショップ限定のキャンペーンや端末値引きが開催されていることもあります。
また店舗での機種変更と違い、余計なオプションを勧められたり余計な頭金を払わされたりといったストレスがありません。
5、下取りプログラム
ワイモバイルでは機種変更時に、これまで使っていた機種を下取りしてもらうことができます。
端末ごとに決められた下取り額が、PayPay残高として付与されます。
下取りされる金額はフリマアプリ「メルカリ」の相場よりもだいぶ低めに設定されています。
例えばiPhone6sのワイモバイル下取り額は3,600円ですが、メルカリでは状態次第では10,000円〜12,000円での売却が期待できます。
メルカリは出品や発送の手間はかかりますが、手数料10%を引いても手元に残る金額はメルカリの方が大きいです。
できるだけ高く売りたい人や、値引きよりも手元に現金が欲しい人向けではないですね。
ワイモバイル機種変更サービスのメリットとデメリット
ワイモバイルの機種変更のメリットとデメリットを、ざっとまとめておきましょう。
機種変更のメリット
- 機種変更と同時に新プランに移行すればデータ容量はそのまま
- 新プランは300円料金が安い
機種変更のデメリット
- 端末代金が発生するため支払い額が増える
- 機種変更では端末値引きが少ない
機種変更は既存ユーザーに対するサービスなので、新規ユーザーに打ち出すキャンペーンよりは端末値引きなどの質が下がります。
機種変更するとなると端末代金は、やはり気になるところですよね。
次は機種変更が本当にお得なのか見ていきます。
スマホプラン3年目に機種変更したらお得になる!は本当なのか?
ではスマホプランの3年目に機種変更をしたら本当にお得なのかを検証していきます。
ワイモバイルの公式サイトには大きく「オトクに機種変更」と書いてありますからね。
機種変更しなかった場合と、機種変更した場合の3年目の料金を比較してみましょう。
機種変更しなかった場合の3年目の料金
まずは機種変更せずに契約を更新、3年目に突入したパターンから。
契約更新といってもワイモバイルの「スマホプラン」は自動更新なので、何もしなければ自動的に更新されて2年契約が再スタートします。
スマホプラン3年目 | プランS | プランM | プランR |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,980円 | 3,980円 | 4,980円 |
データ容量 | 2GB | 6GB | 10GB |
備考 | データ増量オプションは有料(500円/月)になります。 |
(すべて税抜)
月額料金は2年目から変わっていません。
スマホプラン3年目には「データ容量オプション」の無料期間が終了するため、何もしなければ月額500円のオプション料金が発生します。
データ容量が減っても問題なければ、3年目突入と同時にオプションを外してしまえば2年目までと同じ料金で使えます。
しかしデータ容量をこれまでと同じに戻すとなると、プランSでも3,480円に料金が跳ね上がります。
はっきり言って3GBで3,480円は、格安SIMの料金としては高すぎです。
厳密にはワイモバイルの運営はソフトバンクなので格安SIMではありませんし、通信速度も大手キャリア並みに速いですが…
それでも1年目はプランSが1,980円で使えたことを考えると、料金の高さは一目瞭然でしょう。

サービス内容はまったく一緒なのに料金だけ上がっていることを考えると良い印象ではありませんよね。
機種変更しなかった場合のポイント
- 月額料金は2年目と同じ
- 2年目と同じデータ容量を使うなら追加で毎月500円が必要
- データ増量オプションを外せば500円は不要だがデータ容量は減る
機種変更した場合の3年目の料金
では機種変更した場合の料金です。
一例としてソニーの「Xperia8」というスマートフォンに機種変更して、新プランに移行した場合の料金を見てみましょう。
「Xperia 8」の端末代金は32,400円(税抜)で、36回払いで計算してみます。
スマホベーシック | プランS | プランM | プランR |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
端末代金(36回) | 900円 | 900円 | 900円 |
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
合計 | 3,580円 | 4,580円 | 5,580円 |
備考 | オンラインなら機種変更手数料3,000円が無料 |
(すべて税抜)
機種変更すると新たに端末代金が発生しますが、機種込みであればある程度納得のいく料金かと思います。
新プランの基本料金が、旧プランよりも300円安いことも大きいですね。
「Xperia 8」を購入してもトータルでは+600円で使えるので、けっこうオトクに思えてきます。
機種変更した場合のポイント
- 月額料金は新プランの方が300円安い
- 新たに端末料金が発生する
- 新プランではデータ容量はこれまでと同じ
ワイモバイルの機種変更はそこそこオトクだが…
というわけで機種変更しても、料金が一気に高くなることはなく使えることがわかりました。
ただ、プランSで月額3,580円かかっていても、端末代金を支払っていると思えばそこまで高くないかな…という程度なので、機種変更するのはもうちょっと待ってください。
ワイモバイルで機種変更しても結局は高い!合計11,400円の損!
さきほどの「機種変更はそこそこお得」という結果とは、まったく逆のことを見出しで書いていますが…
実際のところ、ここからがこの記事のメインになります。
結論から書いてしまうと、
機種変更はそこそこオトク、でも本当は機種変更はめっちゃ損!
ということになります。

どうしてそんなに損なの?
機種変更がめっちゃ損!なポイントは3つあります。
具体的にいくら損なのかまで調べてきたのでどうぞ。
機種変更しても新規割が適用されない
損なポイント1つ目は新規割です。
ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」に新規加入した場合、最初の6ヶ月間は新規割という割引が適用されて安く使うことができます。
- 新規割:加入翌月から6ヶ月間基本使用料が700円割引
新規割は機種変更では適用されません。
つまり新規ユーザーと比較して700円×6ヶ月で4,200円も損することになります。
機種変更の機種代金割引は新規契約とMNPより少ない
損なポイント2つ目は機種代金割引です。
公式オンラインショップにも大きく載っているのですが、機種変更で適用される割引はなんと!新規ユーザー向けの半分だけです。
割引が少ないということは単純にユーザーの負担額が増えることになり、
7,200円も損してしまうわけです。
つまり同じ端末を購入して同じプランを契約していても、3年目で機種変更という条件の違いだけで、新規契約より7,200円、「新規割」も含めると11,400円も損してしまうことになるんです!

というわけで、ワイモバイルでの機種変更はお得という宣伝にだまされてはいけない!機種変更はめっちゃ損!ということをお伝えしたいわけです。
新規割4,200円、機種代金割引で7,200円ですからね……
11,400円も節約できたら何に使いますか??
スマホプラン3年目を「安くて」「お得」にするなら乗り換えるしかない
さきほどの項目でワイモバイルの3年目に「新規割」を適用する方法はなく「機種代金割引」も少ない、ということを書きました。
端末を購入(機種変更)しつつワイモバイルより11,400円安くする方法を考えると、結果としては携帯会社を乗り換えるしかありません。
2年契約が満了する3年目に、あえて継続したり機種変更するよりも、更新月が来たタイミングで他社に乗り換えた方が安くできます。
どの携帯会社でもそうですが、携帯会社は他社から乗り換えてくれる新規顧客を優遇するからです。
ワイモバイルも1年目の料金を安くしたり、端末割引を用意しています。

ということになりますよね。
しかし乗り換えるとは言っても、ワイモバイルよりもサービス水準が低い格安SIMにするのは抵抗があると思います。
ワイモバイルは通信速度がほかの格安SIMに比べて圧倒的に速く、さらに端末割引まで行っている優秀な会社です。
格安SIMでは端末を購入するときは基本的にユーザー側で全額負担するので、端末割引を導入している格安SIMは貴重です。
という条件を考えてみると、乗り換え先として最適なのはUQモバイル(UQmobile)です。
UQモバイルはワイモバイルからの乗り換えを優遇してくれるので、料金割引や端末割引、さらに高額キャッシュバックといった特典を受けることができます。
UQモバイルの料金プランはワイモバイルのスマホプランやスマホベーシックプランと同じように、データ容量ごとに「プランS/M/L」と3つのグレードに分かれています。
ではUQモバイルに乗り換えて「Xperia 8」を購入した場合、毎月の料金がどうなるのかを見てみましょう。
ワイモバイルは通話コミコミのプランですが、UQモバイルの料金プランは通話パックは必要に応じて付けられるオプション制になっています。
先ほどのワイモバイルのシミュレーションでは、プランSで3,580円でした。
では「Xperia 8」の36回払いでシミュレーションしてみます。
スマホプラン | プランS | プランM | プランL |
---|---|---|---|
月額料金(基本) | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
機種代金(36回) | 700円 | 700円 | 700円 |
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
月額料金(割引反映後) | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
(すべて税抜)
こうなりました。
ワイモバイルの機種変更では同じ端末で3,580円もかかっていましたが、UQモバイルなら2,680円です。

通話パックはオプションなので、10分無料通話つけると+700円で使えます。
ワイモバイルで機種変更した場合、毎月の端末代金の負担は900円ずつでしたが、UQモバイルでは新規ユーザー向けの値引きが入って700円ずつになります。
差額が200円あるということは、36ヶ月間で考えると合計7,200円にもなります。
UQモバイルに乗り換えるという手間はかかりますが、乗り換えてしまえばワイモバイルより圧倒的にお得になります。
ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」とUQモバイルの「スマホプラン」を比較
ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」とUQモバイルの「スマホプラン」を見比べてみましょう。
プランの構成やデータ容量の区切りが同じなので、ワイモバイルユーザーにとってはわかりやすいですね。
会社名 |
UQモバイル |
ワイモバイル |
---|---|---|
データ容量 |
プランS:3GB |
プランS:3GB |
無料通話 | オプション制 | 10分以内何度でも無料 |
超過分通話料金 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
完全かけ放題 | あり | あり |
データ繰り越し | ○ | × |
追加購入データの期限 | 90日後 | 購入月末まで |
通信制限時の速度 | 300Kbps | 128Kbps |
高速・低速の切り替え |
○ |
× |
テザリング | ○ | ○ |
家族割 |
○ |
○ |
キャリアメール |
○ |
○ |
LINE年齢認証 | × | ○ |
ワイモバイルとUQモバイルのプランで違うのは通話の内容です。
ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」は10分以内のかけ放題がセットになっていましたが、UQモバイルの「スマホプラン」ではオプション制になっています。
月60分までの通話パックが500円、10分かけ放題で700円、完全かけ放題で1,700円です。
通常の「スマホプラン」には通話パックは含まれていないので、ベースの料金は安くなっています。
ワイモバイルとUQモバイルの違いを整理してみると、印象としてはデータ通信に強いのがUQモバイルというイメージになります。

特にワイモバイルでは「データ繰り越し」ができないので、不便に思った人は少なくないはずです。
速度切替ができるのも、データを温存できて地味にうれしいポイントです。
速度は300Kbpsに制限されますが、テキストがメインのウェブサイトならサクサク読み込めて、SNSも画像が多くなければ十分使えます。
通話についてもLINEがメインだからそこまで使わない、コミコミでなくていいから安くならない?と思った人もいることでしょう。
UQモバイルなら自由に選択できるようになってお得ですよ。
UQモバイルへの乗り換えは端末セット申し込みならたったの3ステップ!
UQモバイルの公式サイトから乗り換えステップの画像を借りてきました。
画像では5ステップになっていますが、ワイモバイルから端末セット購入でUQモバイルに乗り換える場合は3ステップで済んでしまいます。
まず端末セット購入なので、機種が対応しているか確認する必要はありません(ワイモバイル時代に使っていた端末も使いたい人は要確認)。
SIMロック解除も同じで、端末セット購入なら不要です。
ということで、以下の3つが乗り換えのステップとなります。
- ワイモバイルに電話してMNP予約番号を発行してもらう
- UQモバイルのオンラインショップで申し込む
- 回線切替をして完了
MNP乗り換え(電話番号そのままで乗り換え)したい人は、ワイモバイルから「MNP予約番号」を発行してもらいます。
- ワイモバイルの携帯電話から:151
- 一般電話から:0120-921-156
- 受付時間:9:00〜20:00(無休)
MNP予約番号は一種の解約宣言のようなもので、番号の発行自体は無料ですが、MNPが完了すると「MNP転出手数料3,000円」がかかります。
電話番号が変わってもいいという人は、更新月に解約すれば手数料は不要です。
MNP予約番号の取得が完了したら、UQモバイルを申し込みます。
申し込みは専用ページでのオンライン申し込みが一番お得になります。
当サイトが紹介している専用ページ↓では機種代金割引を実施しています。
申し込みが完了して審査を通過すると、数日後に端末とSIMカードが到着します。
到着したら回線切替という作業を行います。
ワイモバイルから「MNP予約番号」を取得したり、UQモバイルを申し込んだ時点ではワイモバイルは解約になっていないのでご安心ください。
UQモバイルのSIMカードを端末に挿入して、回線切替をしたタイミングでワイモバイルは解約となります。
回線切替は「my UQ mobile(マイユーキューモバイル)」という、UQモバイルユーザー専用サイトにログインして回線切替ボタンを押すだけです。
UQモバイルの回線切替は早ければ数分、長くても30分程度で完了するので、不通期間はほとんどありません。
乗り換えるだけで機種代金割引が大きく跳ね上がるのはうれしいですよね。
「Xperia 8」を購入する場合は、ワイモバイルで買うよりも7,200円(税込にすると7,920円)もお得になります。
実質9,720円のキャッシュバックをもらっているのと同じです。
乗り換えは専用ページ↓からどうぞ。